小牧市にある千田クリニックの一般皮膚科

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一般皮膚科

できものに対して当院では手技的に摘出できない場合があります。

その際は他施設を紹介させていただきます。

アトピー性皮膚炎

かゆみの強い発疹が長期間続きます。アトピー(アレルギー)に加え、乾燥しやすい肌質、汗、ほこり、ストレス、ダニなどの要因が重なって発症します。
乳児期は4カ月~半年頃に発症し、発疹は顔や頭が中心。首、手首、足首など皮膚がくびれている部分に広がることもあります。1歳半頃までには治ることが多いようです。小児期は5歳頃までに発症し、ゆっくりと治っていきますが、成人期まで続くこともあります。発疹は目や耳のまわり、首、膝、肘のくぼみにあらわれます。小児期のアトピー性皮膚炎が再発して30歳頃まで続くことがあります。発疹は、顔、耳、目のまわり、首、肘、手など上半身が中心。顔全体が赤くなることもあります。

湿疹

全身に発症しますが、特に手足や背中に起こることが多い湿疹。湿り気があって強いかゆみを伴うのが特徴です。
初期は、かゆみを伴って皮膚が赤くなり、赤いぶつぶつがあらわれます。症状が進むと水ぶくれができ、さらに重症化すると黄色く濁った膿が出る、皮が剥ける、カサブタができるといった状態になります。
汗疹から急性湿疹につながることもあります。急性湿疹は、原因特定がなにより重要。原因を特定したら、軟膏やローション、スプレー、クリームなど外用薬で治療を進めます。かゆみがおさまらない場合には、ステロイド(副腎皮質ホルモン)を含む外用薬を用いることもあります。

イボ・ヘルペス

イボには、尖圭コンジロームと尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)があります。尖圭コンジロームは、主に性行為で感染するウィルス性のイボ。完治まで非常に長い時間がかかります。尋常性疣贅は、イボウィルスに感染することによって発症する病気です。たこやウオノメなどは、このイボウィルスに該当します。イボが膨れ上がり、内部の毛細血管が表面付近まで近づくため、外的な衝撃で出血することや、黒い点々があらわれることがあります。
ヘルペスは、ヘルペスウィルスに感染することで発症し、赤く小さな水ぶくれが顔または性器にできます。
免疫力や抵抗力、ウィルスの力加減によって、感染しても発症しないことがあります。

異汗性湿疹

手足によく汗をかく人に多く見られる病気で、季節の変わり目に、掌や足の裏、手足の指の側面に水ぶくれのようなものができます。薄く円形に皮が剥ける汗疱(かんぽう)を発症し、それが何度も繰り返されます。かゆみを伴い赤くなることや、水ぶくれが剥けて痛みを伴うことなど、異汗性湿疹には様々なケースがあります。水虫と症状が似ていますが、異なる病気のため注意が必要です。

爪水虫

白癬菌(はくせんきん)と呼ばれるカビが、皮膚角質層で繁殖して症状を引き起こします。ほとんどは足白癬と同時に起こります。
中高年に多く見られますが、自覚症状がないため気にしない人が大半です。爪が分厚くなり、変形、変色することもあるため、その段階で皮膚科を受診する人が多いのが実状です。変形が進行すると、爪の先が皮膚に食い込んで激痛を感じることもあります。

円形脱毛症

脱毛症には、汎発性(全身の毛が抜ける)、全頭脱毛症(頭部の毛のみが全て抜ける)、蛇行性脱毛(生え際付近の毛が抜ける)などの種類がありますが、最も多いのは小さな円形に毛が抜ける単発性円形脱毛症と呼ばれるものです。頭部以外の眉毛、まつ毛、ひげ、体毛が抜けることもあります。
自律神経の乱れ、甲状腺やホルモン異常、ストレス、アレルギーなどが原因とされていますが、現在は自己免疫説が最も有力とされています。